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コロナウィルス不活性化 北里研究所論文

2020/05/02
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コロナウィルス不活性化 北里研究所論文

北里大学大村智記念研究所 ウイルス感染制御学研究室I 片山和彦教授らの研究グループが、一般に購入できる医薬部外品・雑貨のうち、主にエタノール、界面活性剤成分を含有し、新型コロ ナウイルスの消毒効果が期待できる市販製品を対象に、新型コロナウイルス不活化効果を有する可 能性について、研究されました。

コロナウィルスはエンベロープという膜があり、エタノールや石鹸成分がこの膜を破壊するので不活性化になると報告されています。

その為、アルコールが手に入り難い現状の中、一般に購入できる商品の中で

より多くの方に周知して頂ければと思います。

院長 足立

 

北里研究所「医薬部外品および雑貨の新型コロナウイルス

(SARS-CoV-2)不活化効果について」より以下引用

 

 

 

 

エタノールは、50%以上の濃度であれば、接触時間 1 分間で十分なウイルス不活性化が可能だ と考えられた。 不活化効果の確認された上記製品は、新型コロナウイルスの不活化に有効と考え られた。新型コロナウイルスの汚染が懸念される手指や硬質表面の洗浄の他、日常使用する衣類や リネン類の洗浄などに活用が期待できる。