起立性調節障害
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朝一番の手の冷たさは無いですか?
起立性調節障害の整体鍼灸漢方
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朝起きた時の手の冷えと起立性調節障害の関係
朝は体を温める陽の力が必要になります。
これは、瞬間的に温めるのではないので、生姜や発汗作用のある漢方薬では治りません。体を温める力は、朝起きた時に、頭に血流を流す力(昇陽作用)が必要となります。この昇陽作用が足りないお子様は、朝起きた時の手の冷たさが顕著に出ますので 一種のバロメーターだと考えて頂けると良いです。言い換えると、【手の冷たさが改善してくると、朝が起きる事ができます】
【ご相談が多い症状】たちくらみ、朝が起きられない、倦怠感、頭痛、目は覚めるが体が動かない
【有病率】小学生の5%・中学生の10% 不登校の3割〜4割が起立性調節障害と関係
【好発年齢】10〜16歳
【性差】男:女 1:1.5〜2
東洋医学では、起立性調節障害をどう捉えているの?
起立性調節は、メンタルが弱い・運動していないから・怠けているからではありません。
発症年齢が思春期が多い事から、ホルモンと自律神経が深く関わっている事は一目瞭然です。
自律神経を安定させているのは、東洋医学で言うところの「脾」となります。
ホルモンの分泌に関係するのが「腎」となります。
起立性調節障害を紐解くにはこの「脾」と「腎」を解説する事で分かりやすくなります。
「脾」は広義の消化管の働きもしており、実は小児は青年期までこの消化の能力がしっかりと充実しないものなのです。
「赤ちゃんの頃、卵アレルギーだったのに、成長と共に自然と治った」方もおられるのではないでしょうか?
これは、成長と共に「脾」が整ってきますので、自然とアレルギーが治ったお子様です。
現代社会は、夜遅い食事や通塾等により「脾」の充実が遅れる傾向にあります。
「脾」の作用の一つとして、昇陽作用があります。
これは、血液を頭部に上げる力や・内臓が下垂するのを防ぐ力になります。
胃腸が弱い方は、脾の力が弱いので胃を持ち上げる力がない為に胃下垂となります。
起立性調節障害のお子様で多いのが猫背です。
これは、脊椎を持ち上げる力が足りないために猫背の状態となります。
これも「脾が虚した状態」である事が分かります。
起立性調節障害では、脳に血流が行きにくくなる、循環障害が言われておりますが、
東洋医学では、この脾の昇陽作用が失調したために、朝に血液を送る力が落ちていると考えられます。
朝は、体を温める力が必要になりますので、陽気を高める力が足りないので、朝起きる事ができないと理解していただけると良いと思います。
昇陽作用を使った漢方薬では、例えば補中丸があります。
腸が下垂したために脱肛になっておられる方に用います。
補中丸をお飲み頂いたら起立性調節が治るわけではありません。
東洋医学の昇陽作用の説明だとご理解ください。
水分の代謝が悪いと言われて、五苓散や苓桂朮甘湯を服用された方もおられるのではないでしょうか。
これらの漢方は、利水作用が得意とする漢方薬ですので服用して数日は良くなった感じがするとは思いますが、
しばらくすると効果を感じなくなられた方も多いのではないでしょうか
「脾」の動きが悪くなると、水の代謝が悪くなります。
上記の漢方薬は、余った水を利水するのには優れていますが、「脾」を回復する力は少ないです。
次に、ホルモンの分泌についてです。
ホルモンの分泌には、「腎」が関わってきます。
女の子で初潮を境に朝が起きにくくなるご相談が多いです。
男の子では、急に身長が伸びた後・声変わりの時期に起立性調節障害になる方が多いです。
上記で思い当たる事がある方は、「腎」の力が不足している可能性がありますので腎精を補う必要があります。
漢方の世界では、脳は腎海の会と呼ばれておりまして、脳と腎は深い関係がある事が知られています。
猫背が改善する
鍼灸漢方整体とは?
漢方整体とは、東洋医学の力を用いて本来の順調な成長に戻す事です。
鍼灸漢方整体とは?
猫背だから、背中の矯正は行いません。
矯正をしても保持する力自体が不足しているので、すぐに元に戻ってしまいます。
始めは、体調が悪くて行けなかった学校も
登校できない日が長くなると次第にストレスが蓄積してきます。
起立性調節障害の鍼灸と食養生
食養生指導
国際中医師として、食事のフォローをしっかりとさせて頂きます。
日本中医薬研究会(漢方)と日本伝統鍼灸(経絡治療)の相乗効果
東洋の森では、お一人お一人に応じた鍼灸・漢方をご提案させていただいております。
体本来の「脾」や「腎」の力が回復することで、姿勢を保つ力が生まれ、猫背が自然に改善されます。
脾の力が回復することで、水の代謝があがり、余分な水分が自然と尿から排出されます。
脾臓の昇陽作用が回復することで、脳の血流が安定します。
上記を総称して、漢方整体と呼んでおります。
ストレスに打ち勝つ体づくり
始めは、体調が悪くて行けなかった学校も
登校できない日が長くなると次第にストレスが蓄積してきます。
ストレスが蓄積しますと、体の流れが悪くなり、ますます悪循環に陥ってしまいます。
ストレスを受け流すのは、肝臓になります。
肝臓と血は西洋医学でも深い関係があることは、よく知られています。
「肝」はストレスと流す働きがあり、肝に負担がかかりすぎますと体の巡りが悪くなります。
気持ちが塞ぐ・停滞する状態を、漢方的に気滞(きたい)と呼んでいます。
「肝」の気が伸びやかになる事で、胸郭が開き胸椎の歪みが治ります。
起立性調節障害の漢方整体は、骨を触ることなく、体が回復する事で自然と背筋が治ります。
体質チェック
3つ以上にチエックは要注意!!
起立性調節障害の鍼灸と食養生
赤ちゃんでも受けられる鍼灸
すべてのお子様に体を回復させる力はあるとお考えください。
鍼灸は、赤ちゃんでも受けて頂ける鍼灸となりますので、神経質・怖がりのお子様でも安心せて受けて頂けます。
鍼灸の内容は、お灸が主体となりまして、
首や肩周りの緊張を取りながら、全身の血流改善をさせて頂きます。
灸施術により、朝に一番大切な頭に血流が昇る『脾』の昇陽作用が回復します。
食養生指導
国際中医師として、食事のフォローをしっかりとさせて頂きます。
イラスト引用イスクラ産業
日本中医薬研究会(漢方)と日本伝統鍼灸(経絡治療)の相乗効果
全国でも数名しかいない鍼灸と漢方を兼ね備えた治療院です。
先ずは、無料相談でお試しください。
パンダのマークで有名な日本中医薬研究会の漢方理論×お灸を主体とした治療の日本伝日本伝統鍼灸相乗効果でお一人お一人異なった体質に沿った治療をご提案いたします。